こぐまのここぐま子育てブログ(旧こぐまの切迫早産入院中(´; ω ;`))

こぐまです。
現在1歳のここぐまを育てています。

このブログは産前切迫早産で入院したときに開設しました。

現在は更新が滞り気味ですが、暖かく見守っていただければ幸いです。

2016/08/01 産褥入院レポート3

またもや更新が滞りました。


今日は産褥入院レポート3

マタニティブルー? 編を書きます。


マタニティブルーや産後うつに関して

知識はありました。

経験した人の話も聞いていたし、

そもそも、常に憂鬱気味な性格なので

どんなにかなしい気分になろうと、

それが平常運行な私には

あまり関係ないだろうと安易に考えていました。


しかしマタニティブルーとは、単純に憂鬱気味になるだけが、症状ではありませんでした。


こぐまは、

「ここぐまが、取り違えられているかもしれない」

という、不安に襲われました。


もはや今となっては、そんなことあるわけないと思いますし、仮にほんとうに取り違えられていたとしても、もう絶対に交換したくないと感じるぐらいに、今隣にいるここぐまが愛しいです。


女性にはあらかじめ母性があるというのは、

間違いだと、最近証明されたらしいです。

私が思うのは、自分が産んだから愛しい、のももちろんあるけれども、それ以上に自分がお世話をする中で愛しいという感情が育まれるのではないかなということです。


まぁともかく、、

マタニティブルー的な何かによって、

取り違えられた?的な疑念に襲われました。



分娩を終えてすっかり疲れていた私は、

一瞬か、何回か、自分が生み出した

ここぐまをずっと目を離さずに見ていることができなかったからです。

それと、隣のLDRでもお産があったような気がしていたから。


誰かが作為的に取り違えたと疑ったわけではなく、偶発的にそういうことが起こった可能性がある気がしました。自分が目を離したせいで。


まったく根拠ありません。

ただ、こぐまは、平常時からかなり

神経質で強迫観念神経症みたいな

部分があり、鍵を閉めたか、ガス栓をしめたか、気になってたまらなかったりします。

かなしいとか憂鬱だ、とかではなくて、

その強迫観念がマタニティブルーの作用で表出したのだと思います。


病室で、新生児ここぐまがコットに入って

横にいたときに、ふっと、その疑念に襲われて、一度襲われたら、消えなくなって

どんどん膨らみました。


子育ての未知なる困難に、こんな疑念を

抱いたまま立ち向かえるだろうか…

いや、むりかも…

どうしよう、すごい不安(´; ω ;`)


ちょうど授乳もまったくうまくいかず

困っていたので、ますます焦ったのも

あるかもしれません。


空気をよく読む私は、あまりイレギュラーな行動するのが好きではありません。

でも耐えられなくて、、

悩んだ挙句、切迫入院のときに担当してくださっていたK先生に相談しました。

遺伝子検査をしたい、不安だ、と。

K先生は、大丈夫です、遺伝子検査なんてかわいそうですよ。と…


先生に大丈夫と言われて、少し安心しましたが

まだ少し不安でした。

でも、遺伝子検査しても、どこかで検体が

入れ違ったりして正しい結果が出なかったら、どうしようとか、ますます不安になりました。


担当の助産師さんが、話を聞きに来てくれました。すごく泣いた気がします。

いろいろ聞いてもらえて、

そこでもかなり不安感は減りました。

さらに、立ち会ってくれた赤ちゃんのお父さんに確認してみたら?ということで、

ここぐまのお父さんにも、確認をしました。


私の状態にじゃっかん引き気味でした。。

取り違いを疑うなんて、頭がおかしいのでは?という扱いを受けました…

でも、間違いないよ。と言ってもらえて、かなり安心度があがりました。


ただ、重度の睡眠不足や、授乳障害があり落ち込んでいたり、かなり精神的に参っていて、

落ち着かない感じでした。


K先生が、気にかけてくださり

担当の助産師さん立会いのもと

精神科の先生とお話する時間をとってくれました。


いろいろお話をして、やはり落ち着くことができました。

が、頭では理屈では理解できても、

なんだかモヤモヤするのです。


ただそのときの精神科の先生が、


とりあえず、ちびちゃんにしっかりミルクをあげて。それだけでいいから。


と、その言葉は印象的でした。

もちろん他のお世話もがんばりましたが、

とにかくフィーディングして、飢えさせないように、太らせなければ…と新生児期は

子育てを頑張れました。


それから、助産師さんが

こぐまさんは、すぐに誰とでも仲良くなれるタイプではないんじゃないかな?

だから、赤ちゃんともゆっくり仲良くなっていくのかも…


と言ってくださったのが、今だからこそ

その通りだなぁと言われた言葉を

噛み締めて日々を過ごしています。


モヤモヤは退院直前までありましたが、

丁寧にいろんな人に話を聞いてもらえて、

回復しました。


マタニティブルーこわいです。

ただ厭世的に、憂鬱気味になるだけが

症状ではないです。。

自分の弱い部分がさらに弱くなる

こわい症状でした。


しかし……


年間何件もお産を扱って、いろんな妊婦さんが

この病院にくると思いますが…


乳首が扁平だから授乳が全くできないわ

便秘がすごすぎて摘便&浣腸するわ

さらにメンタルが豆腐だから、重度のマタニティブルーで精神科の先生に診てもらったり…


ここまで

手がかかった妊婦はこぐまだけかも…

ヽ(;▽;)ノ


そんなたくさんの思い出がある産褥入院でした。。。。笑

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