2016/04/26 33w5d 入院43日目 読書感想文
二見書房から出ている、池川明さんの
「雲の上でママをみていたときのこと。」を
読みました。
デイルームには、小さい本棚があります。
漫画や小説など、少しだけあります。
デイルームまであるけるようになったから、
毎日、一冊か二冊読んでいます。
昨日読んだこの本は、
胎内記憶に関する本で、インタビュー集みたいな感じでした。この類の本が
何冊か本棚にあります。
死後の世界の話はたくさんあるから、
生まれるまえの世界も、存在する気がしますね…
印象的だった部分。
著者池川さんの、まとめ。
子供が生まれてくる理由には
1.人の役に立つ、
特に最初は母親の役に立つため
2.自らの使命を全うするため
とありました。
わたしもまた、母親の役に立ったのか
心配になりました…(இдஇ; )
人の役にも立たないです。
使命も謎です。
大きく脱線しますが、
これは不安になりました。。。
面白いのは、著者が現役のドクターである
というところだと思います。
実際に現場に携わっている方が、
生命の誕生を人間が100パーセントコントロールするのは不可能であり、
ここから先は未知の領域である、
と示していることが、説得力あるような
感じがしました。
行為があってから、受精して着床するまでに
日数がかかることは知っています。
どのタイミングで、細胞に意思が生まれるのか。あるいは、魂が宿るのか、不思議です。。
考え出すと、今こうやって考えているわたしの意識さえも、いつどこから来たのかさえ不安になります。
この本の中での証言。
雲の上にいた子供達が、どのタイミングでお母さんのお腹に入ったていうのは、
いろいろでした。3か月ぐらいっていうのもありました。
でも、ここぐまには、
なんとなく心当たりがあります。
そうであったらいいなぐらいですが、
信じたいです。
妊娠中に読んで、妊娠の神秘や命の不思議さを感じるのが、この本の楽しみ方のはずですが、
意識の問題について、内省させられる
本でした…(°ω°)